キャリアアップをさまざまな角度からサポートしています
教育担当看護師長からのメッセージ
兵庫県立病院では、新任看護師サポートプログラムに沿って、教育担当看護師長が中心となり各病院の特色を踏まえながら継続的に学べる環境を整えています。
また、看護師として歩みながら、ひとりの人として心豊かに自分らしく成長できるよう支援します。
教育担当看護師長
キャリアアップ支援
県立病院長期研修
看護実践能力の向上を図る観点から、看護職のキャリア開発の一手法として、
5年以上の勤務者等を対象にした研修です。
在籍する病院以外の県立病院の看護を学び、さらに視野を広げ能力を高められます。
研修終了後には在籍する病院に戻って活躍することにより、キャリア開発の支援を図っています。
産科病棟でハイリスク妊産褥婦の看護に携わり、患者さんやご家族が不安を抱えながらも協力し合い、乗り越えていく姿を支えることに大きなやりがいを感じています。長期研修では多くの正常分娩の介助や、妊産婦・新生児への丁寧なケアを経験し、改めて看護の奥深さと楽しさを実感しました。今後もこうした経験を活かし、患者さんとご家族が安心して妊娠・出産・育児に向き合えるよう、心に寄り添いながら看護を実践していきた
こども病院 助産師
進学支援
大学院等への進学のための休職制度があります。
県立大学（MBA）・診療情報管理士の就学費用は、県が支援します。
スペシャリストへの道
所属病院での高い専門性を活かした実践、さらには所属病院を超え、病院を横断した活動を行い、県立病院の医療・看護の質向上に貢献する専門看護師・認定看護師の育成を行っています。
専門看護師の育成
長期自主研修支援制度を利用し、公務員の身分を保持したまま大学に進学することができます。
認定看護師の育成
概ね3年以上の勤務者（ラダーⅢ以上で認定看護師課程の受験要件を満たしている者）を対象に、毎年15名程度、県立病院認定看護師養成派遣研修制度の研修生を募集しています。日本看護協会認定課程と日本精神科看護協会認定課程を受けることができます。
経費は県が負担
概ね1年程度（各家庭によって異なる）、研修派遣に係る下記の経費県が負担します。
①入学検定料
②入学金
③授業料
④認定資格審査料・認定資格登録料（初回のみ）
専門看護師・認定看護師の養成状況
専門看護師35名、認定看護師152名（2025年10月現在）
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専門看護師・認定看護師メッセージ
精神看護専門看護師
ひょうごこころの医療センター
亜急性期病棟で勤務し、教育委員と協働して院内研修を担当し看護の質向上に取り組んでいます。
精神看護の技法を活かし県職員のメンタルヘルス支援も行い、さらなる学びを求め大学院へ進学しました。精神看護は「ひと対ひと」の関わりが大切であり、自らも研鑽を重ね人として成長したいと考えています。
認知症看護認定看護師
西宮総合医療センター（仮称）
高齢者のお役に立ちたい、その想いから資格を取得。認知症看護認定看護師として、患者さんが自分らしく過ごせるよう環境調整や家族支援に取り組んでいます。今後は多くの看護師が、不安や戸惑いを抱える患者さんにとって安心できる存在となれるよう支援し、認知症看護の質向上に努めていきたいと考えています。
クリティカルケア認定看護師
はりま姫路総合医療センター
急性期や人工呼吸器装着患者への質の高いケアや状態悪化が予測される患者への対応をチームで実践しています。タイムリーな支援のため看護師特定行為にも取り組み、患者さんが元気に退院後挨拶に来てくださる時に大きな喜びを感じます。